
お風呂あがりに使うバスタオルは、きれいな体を拭いているのだから、何日か使ってもいいのではないか。そう考える方は多いと思います。
結論から言えば、毎日洗うのが基本です。ただし、それを無理なく続けるには条件があります。
濡れている時間が、すべてを決める
体を拭いたタオルには、水分と、皮脂や角質がわずかに残ります。これは菌にとって都合のいい条件です。濡れたまま置かれている時間が長いほど、菌は増えていきます。
部屋干しのタオルが独特のにおいを持つのも、同じ理由です。汚れているから臭うのではなく、乾くまでに時間がかかるから臭う。問題は汚れの量ではなく、濡れている時間の長さです。
においの仕組みと対策は、こちらにまとめています。
どうしても毎日が難しいときは
洗濯の回数を増やせない事情もあります。その場合に効くのは、使ったあとすぐに広げて干すことです。丸めて洗濯かごに入れるのと、広げて風を通すのとでは、翌日の状態がまったく違います。
それでも、においを感じたらその時点で洗ってください。一度増えた菌は、広げて干しても減りません。
毎日洗うなら、枚数が要る
毎日洗うのが難しい理由の多くは、意志ではなく枚数にあります。手元に2枚しかなければ、洗濯が追いつかない日が必ず出ます。
目安はひとり4〜5枚。使う分、洗濯中の分、乾かしている分、予備。この枚数があると、洗濯のタイミングに縛られなくなります。
枚数が増えれば、1枚あたりの洗濯回数は減ります。結果として、1枚ずつが長持ちします。
バスタオルをやめる、という選択もある
正直に書きます。バスタオルを使わないという方法もあります。フェイスタオルで体を拭く。洗濯物が小さくなり、乾くのも速く、毎日洗うことが苦になりません。
ただし、吸水の遅いタオルでこれをやると、何度もこすることになります。フェイスタオル1枚で拭き切るには、吸水性と厚みが必要です。
マツイタオルの今治タオルは、水に浮かべて1秒で沈みます(今治タオルの認定基準は5秒以内)。押しあてるだけで水が引くので、小さい一枚でも拭き切れます。
毎日洗うか、枚数を増やすか、サイズを小さくするか。どれを選んでも構いません。決め手は「濡れたまま放置しないこと」だけです。