タオルで作るリメイク小物~その7~

冠婚葬祭やちょっとしたギフトで貰うタオル、お家にいっぱい眠っていませんか?

今回は、タオルで作るリメイク小物として、洗い替えが必要なクッションカバーと、体に優しい使い心地が人気の布ナプキンの作り方を紹介してみます。たくさん作っても困らないし、タオルも活用できて一石二鳥ですよ♪

 

■タオルで作るクッションカバー

何枚あっても困らないクッションカバー。100円均一でもたくさん売られていますが、実は、タオルでとっても簡単に作れてしまうのです。今回は、折り曲げて使う長方形の形をしたカバーと、取り出し部分の生地が重なり合っている正方形のカバーの2つのタイプをご紹介しておきます。

 

タイプ1~完成形が長方形~

●用意するもの

・長方形のタオル2枚

お手持ちのクッションが入る大きさのフェイスタオル~バスタオルを2枚使います。タオルの短辺が、クッションの幅より少し大きいくらいのものを選んでください。マイクロファイバー素材のものだと、フワフワの触り心地のカバーになります。

 

●作り方

1.タオル2枚を内側が表になるようにして重ね、マチ針を打つか、しつけ糸で軽く縫う。

2.片方の短辺を残し、残りの3辺をミシン(もしくは手縫い)で縫う。

3.縫い残した短辺から手を入れて、タオルの表を外側にして完成!

 

2枚のタオルを縫い合わせて簡単に作ることができるクッションカバーです。2枚のタオルは、同じものなら統一感が出ますが、違う素材を使ってみても面白いですよ♪

 

タイプ2~完成形が正方形~

●用意するもの

・長方形のタオル1枚

お手持ちのクッションが入る大きさのフェイスタオル~バスタオルを1枚使います。こちらのタイプは、クッションを包むような正方形の形のカバーです。取り出し口は上下のタオルが重なっているので、クッションが飛び出しにくい構造になっています。

 

●作り方

1.タオルを表面が上になるように横長に置き、左端をクッションの幅より1~2センチ長めに折り返します。

2.1で折り返した上に右端を折り返して重ねます。ちょうどクッションが入る大きさに折りたたまれた正方形のタオルになっているはずです。クッションを置いてみて、実際に入るか大きさを確認しておきます。

3.折り返したタオルの上下の辺をミシン(または手縫い)で縫います。生地が重なっている部分から手を入れて、タオルの表を外側にして完成!

 

タオルの大きさや、生地の重ね具合は、お手持ちのクッションのサイズに合わせて調節してください。お好みでワッペンをつけたり刺繍をしたりして、オリジナルのカバーを作ってみてくださいね(*´ω`)

 

■ミニタオルで作る布ナプキン

肌触りが良くて体に優しいと話題の布ナプキン。市販されているものも沢山ありますが、本格的に使う前のお試しとして、自作することもできるんです。

 

●用意するもの

・大きさが違うミニタオル2枚

小さい方は、経血を吸収するタオル、大きい方はそれをカバーするタオルになります。それぞれのタオルの大きさはお好みになりますが、使用しているナプキンの大きさを目安にすると良いでしょう。生地の厚さもお好みですが、あまり分厚いと装着した時にもたつく原因になるので、2枚の重なり具合を見ながら調節してください。

●作り方

1.2枚のタオルを重ね、小さいタオルが大きいタオルのちょうど真ん中に来るようにして置きます。

2.タオルを重ねたまま、小さいタオルの上下の辺にマチ針を打ち、その2辺を2枚一緒に縫います。

2枚のタオルが縫い合わさり、小さいタオルの下に手が入れられる状態なります。これで完成!

 

出来上がった布ナプキンは、縦長の三つ折りにして使用します。2枚のタオルを4辺で縫い留めてしまうと、洗濯の時に汚れが落ちにくく、また乾きにくくなってしまうので注意してください。経血モレが心配な時は、この間にさらに布を入れて使用することもできます。

 

布ナプキンは洗うのが大変というイメージがありますが、最近では専用の洗剤が出回っていますし、基本的にはつけ置き洗いなので、慣れてしまえばそんなに難しくはないそうです。タオル素材ならお手入れは簡単なので、気軽に使えますよ。

 

いかがでしたか?クッションカバーも布ナプキンも、洗い替えが必要で、何枚あっても困らないアイテムですよね。どちらも、重ねて縫うだけ!の簡単ステップなので、お家にタオルが沢山ある方は参考にしてみてくださいね。