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知って納得!新年のご挨拶に「お年賀タオル」を贈る理由

皆さんはお正月にちなんだタオルの存在をご存知でしょうか?

その名も「お年賀タオル」。名前だけ聞いてもピンときませんが、ポリ袋に入っていて、「のし」がかけられているタオルと言えば、分かる方も多いのではないでしょうか。会社などで年始のご挨拶に配られるあのタオルです。よく考えてみると、そもそも、年始のご挨拶がなぜタオルなのでしょう?何か決まりでもあるのでしょうか?・・・実は、そこには、意外な理由があるのです。

今回は、そんなお年賀タオルについてご紹介してみたいと思います。

 

■なぜ年始のご挨拶にタオルを贈るようになったの?

冒頭にもありましたが、なぜ年始のご挨拶に、タオルを贈るようになったのでしょうか。例えば、石けんや、お菓子などでも良さそうなものです。もちろん、そういったタオル以外のものを贈る会社もありますが、「お年賀タオル」というように、決まった名前で呼ばれているものは他にないでしょう。実は、これには、ちゃんとした理由があるのです。

 

お年賀タオルルーツを調べてみると、なんと、江戸時代までさかのぼります。当時の歌舞伎役者や落語家、力士などが、お客さんやいわゆる御贔屓筋の方に、自分の家紋やトレードマークなどを染め抜いた手ぬぐいを配っていました。それが今日まで受け継がれ、習慣になったと言われているのです。彼らが手ぬぐいを配り始めた当初は、お正月だからというわけでなく、ノベルティ的な意味合いで配っていました。それが、一般の人々にも広まり、時代が変わるうちに手ぬぐいからタオルになり、やがてお正月のご挨拶に贈るものとなったのです。タオルに贈り主の名前、(現代ではほとんどが会社名ですが)を入れるのは、江戸時代の名残とも言えるでしょう。

 

■お年賀タオルを渡す際のマナー

「お年賀タオル」は、ポリ袋入りのタオルにのしをつけただけの簡素な作り。個人的なお年賀の場合は、同じタオルでも箱入りのギフト仕様を選ぶことが多いため、「お年賀タオル」は会社のご挨拶など、ビジネス上のお付き合いとして取引先やお世話になっている方に贈る場合がほとんどです。一般的にお年賀は、松の内と言われる元旦から1月7日までの間に持参するのが良いとされていますが、会社の場合、仕事始めの日にちによっては、7日までに取引先を回り切れないことも。そんな場合は、1月15日をめどに、なるべく早く回るようにしましょう。

また、市販されている「お年賀タオル」を使う場合は、のしの贈り主が空欄になっています。「お年賀タオル」のそもそも役割は、名前を覚えてもらうということですから、できるだけ贈り主のスペースには会社名やショップ名を入れるようにしましょう。のしを自作する場合は、何度でも繰り返して良い事柄に使う蝶結びを選びましょう。

 

いかがでしたか?毎年、この時期になると目にするお年賀タオルに、実はこんな歴史があったなんて、と驚いたのではないでしょうか?今年、お年賀タオルを配る方もそうでない方も、知っておいて損はない豆知識ですね。取引先へお年賀タオルを持参する時に、話題の一つとして紹介してみてはいかがでしょうか。「へえ!そうなんだ!」と盛り上がるかも!?

 

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タオルはいつ日本にやってきた?タオルの始まり~日本編~

今や、私たちの生活に欠かせないタオル。でも考えてみると、日本には昔から手ぬぐいというものがあり、それをタオルのように使っていたはず。タオルは一体、いつ頃から使われ始めたのでしょうか?今回は、タオルがいつ頃日本に持ち込まれ、どのように普及していったのかをご紹介いたします。

 

■日本にタオルがやって来たのは明治5年

タオルは、日米修好通商条約(1858年)が結ばれて以降、欧米からやって来た外国人、または欧米を訪れた日本人によって日本に持ち込まれたと言われています。日本に公式にタオルが入ってきたとされるのは明治5年(1872年)。大阪税関の諸輸入品目というものに「浴巾手拭2打、7円60銭」と記録が残っているのが最初のようです。イギリスから輸入された綿タオルは、それまで一般的に使用されてきた手ぬぐいよりも厚みがあり柔らかく、暖かかったため、当時は一部の人に首巻きとして使用されていたようです。首に2回巻き付け、前で結んで留めるのがハイカラな姿とされていたのだとか。今の感覚からすると意外ですが、おそらく当時は、そのような使い方もされるような高級品だったのかもしれませんね。

■日本国内で機械によるタオル生産が始まったのは明治20年から

明治13年(1880年)頃に、大阪のメリヤス業者である井上伊八の妻、コマが、手織り機を使用して、緯糸と一緒に細い竹を織り込み、後で引き抜くことで輪奈(わな)というループを作ることに成功しました。この、タオルで言うパイルの部分がある織物のことを「竹織」と呼び、他の地域でも同様の方法でこのような布が生産されるようになりました。

明治20年(1887年)に、佐野村(現在の泉佐野市)の白木綿業者である里井圓治郎が、テリーモーションと呼ばれる機械での製織に成功すると、播州、今治をはじめとする国内各地で次々と機械によるタオル生産が行われるようになりました。明治時代の半ばから後半、大正時代にかけて日本国内でもタオルが一般的に使われるようになり、昭和の初め頃には、浴用タオルやバスタオル、パジャマ、ガウンなど、今の私たちが目にするような各種のタオル製品が生産されるようになったのです。

 

いかがでしたか?

フカフカのタオルに顔を埋めることができるのも、もしかしたら昔の人々が情熱を持って、タオルを日本に広めてくれたからかもしれませんね。洗面台やキッチンでタオルを使う時、そんなタオルにまつわる先人たちの偉業について、時々、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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タオルはいつどこで誕生した?タオルの始まり~世界編~

私たちが毎日当たり前のように使っているタオルは、一体いつ、どこで誕生したのでしょう?

今回は、タオルの歴史を少しだけ紐解いてみたいと思います。

■タオルの語源と起源

・タオルの語源は?

タオルという言葉の語源は、スペイン語の「トアーリャ(Toalla)」か、フランス語の「ティレール(Tirer)」ではないかと言われています。元々「浴布」という意味ですが、今ではテリー織り(布面にパイルを持つ織物のこと)のことをタオルと呼んでいます。

・タオルの起源は?

タオルの起源は諸説ありますが、スイス湖畔にある旧石器時代の住居から、毛や木の内側の皮や亜麻などで織った織物が発見されています。当時の人々が手や体を拭うために使っていた、タオルの原型ではないかと言われています。そんな古い時代から、すでに「タオルのようなもの」があったことには驚きですが、やはり当時の日常生活においても、私たちと同じように手を拭いたり、体を拭うことは必要不可欠だったということでしょう。

他の時代を見ていくと、紀元前2,000年前後の古代エジプトの墳墓からは、リネン(麻)テリーのような織物が発見されています。また、入浴の習慣が盛んだった古代ローマのカラカラ浴場や、トルコの沐浴場においても、バスタオルのようなものが使われていたとされています。とある映画でも大変に話題になったローマの浴場ですが、彼らもタオルを使っていたと思うと、なんだか親近感がわいてきますね。

 

■タオル産業のはじまり

・ターキッシュタオルとの出会い

タオルの製造に必要なテリーモーションと呼ばれる原理は、1,811年頃にフランスで考案されたようです。当時使われた素材は絹糸で、綿糸は1848年に初めて使われました。

1,850年代、イギリス人ヘンリー・クリスティーがトルコを訪れた際に、手工芸品として作られていたある織物の良質さに目を留めました。それは、経(たて)糸と緯(よこ)糸で織られた布に、別の経(たて)糸がパイルとして差し込まれた織物で、ターキッシュタオルというものでした。彼は、それを母国に持ち帰ってサミュエル・ホルトに相談したところ、大変に興味を持ち、手織りの織機で試織を重ねた末に、現在のようなループパイルを持つタオルが生産されるようになりました。それらはやがて工業化され、ホルトはアメリカに渡ってタオル会社を設立します。こうして、ヨーロッパやアメリカを中心にタオルが生産されるようになったのです。

 

いかがでしたか?

今や、家庭に一枚は必ずあると言っていいほど、私たちの暮らしに浸透しているタオル。その歴史は驚くほど古く、今日まで世界の各地で多くの人々に活用されてきたことが分かりました。皆さんも、お風呂上りやお手洗いでタオルを使う時、その薄くてフワフワな見た目からは想像もできない(かもしれない)、タオルの壮大な歴史に少しだけ思いを馳せてみてくださいね。

 

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