猛暑の真っただ中!
じっとしているだけでも、ダラダラと汗が流れてくる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
この時期にとっても怖いのが熱中症。自分でも気づかないうちになってしまうこともあるそうなので、意識して水分補給したり、体を冷やしたりするように心がけたいものです。
というわけで今回は、タオルを使って簡単にできる、ひんやり気持ち良い熱中症対策をご紹介いたします。
■ひんやりタオルで熱中症対策
スポーツ観戦や野外で開催される音楽フェスティバルなど、夏は楽しいイベントが盛りだくさん!
せっかく参戦したのに、暑さで体調を崩してしまっては楽しさも半減してしまいます。屋外での作業や、野外イベントなどに参加する時は、冷やしタオルを準備して持って行きましょう。
●用意するもの
・やや薄手のタオル1枚
・ジッパー式のフリーザーバッグ(タオルと保冷剤が入る大きさ)
・保冷剤(大き目のもの。無ければ小さいものを何個か。)
・保冷バッグ
タオルの種類は、スポーツタオルやフェイスタオルなど、細長くて頭に被れるもの、首に掛けられるものなどが◎
●作り方
※使う日の前日に用意しておきましょう。
1.タオルを濡らして軽く絞り、保冷材に巻き付けるようにしながらフリーザーバッグに入る大きさにたたむ。
2.たたんだタオル(と中の保冷剤)を、フリーザーバッグに入れ、タオルがひたひたになる程度まで水を足す。
3.2を冷凍庫に入れてそのまま凍らせる。
~翌日(使う日)~
4.凍った3を、用意しておいた保冷バッグに入れて持って行く。
タオル自体が凍っているので、冷たさが長持ち。タオルが溶けても保冷剤があるので、ひんやりが長持ちし、繰り返し使えます。保冷バッグは100均などで色々なサイズが売っているので、ぴったりサイズを探してみてください。
日焼けで火照ったお肌に当てたり、首に巻き付けて冷やしたりと、使い方は色々。ちょっと荷物にはなりますが、真夏の屋外での熱中症対策としておすすめです。
■タオルで実践!エアコンの室外機冷却
ご自宅のエアコン、温度を下げてもなかなか冷えない・・・そんな時は、エアコンの室外機に注目してみましょう。
室外機の周りに物を置いたりすると、熱がこもって熱を逃しにくくなり、冷房効率がさがってしまうそう。効率よく室内を冷やしたいなら、室外機に直射日光が当たらないように日陰を作ったり、冷やすと良いのだとか。そこで、編み出されたのが、バケツとタオルを使った冷却方法。とっても簡単ですが、ジワジワと室外機を冷やす驚きのメカニズム(毛細管現象)で、エアコンの冷房効率がアップ!熱中症対策のひとつとして、試してみてくださいね。
●用意するもの
・タオル(長さがあり、汚れてもよいもの)
・バケツ
●作り方
1,バケツに水を入れる
2.タオルを入れて濡らし、水がしたたらない程度に絞る。
3.室外機の上にバケツを置き、タオルの端を浸す。残りの部分は室外機の上に平らに広げる。
たったこれだけのことですが、室外機の熱が冷やされやすくなるため、エアコンの効きが違ってくるそうですよ。お手軽なので、ぜひ試してみてください。ちなみに、室外機に直接水をかけるのは、故障の原因になってしまうのでNG!また、機種によってはこの方法が使えない場合もあるので、実践する時にはよく確認してみてくださいね。
今回は、タオルを使った熱中症対策をご紹介してみました。
熱中症は、小さなお子様や高齢がなりやすく注意が必要です。今回ご紹介した対策は、お家にあるタオルで簡単にできるものばかりなので、ママ友さんやご実家のご両親などにもぜひ教えてあげてくださいね。