タオルは贈答品や粗品などで貰うことも多いため、実際に自分で選んで買うことは、意外に少ないかもしれません。ネットショップや店頭で、ズラリと並んだ各種のタオルを前に、「あれ?タオルって、何を基準に選べばいいの?」と路頭に迷ってしまった人もいるのではないでしょうか?今回は、そんな人のために、タオル選びに役立つ、ちょっとしたヒントをご紹介いたします。
■お店?ネット?タオルはどこで買うのがいい?
タオルを購入する場所として思い浮かぶのは、ネットショップか店頭ではないでしょうか。ネットショップのタオルの専門店は多数あり、自宅で空いた時間に手軽に好みのタオルを選ぶことができるのが魅力です。商品ごとに詳しい説明が掲載されていますが、実際に商品を見て触ることができないため、届いてみたら思っていたものと違っていた、ということも。疑問があれば、メールなどで問い合わせしてみると良いでしょう。
一方、店頭で購入する魅力は、実際にタオルの厚みや肌触りを体感できること。触ってみて「これだ!」と、思った通りのタオルに出会うこともあるかもしれません。また、タオルの専門店であれば、スタッフの方の知識も豊富なため、直接アドバイスを聞くことができます。しかし、現地まで足を運ぶ労力が必要なことと、お店によっては品数が少なかったり、人気商品が売り切れになっている場合もあります。お店とネットショップとを比較して、自分が利用しやすい方を利用しましょう。
■生地の厚さや大きさは?肌触りは?タオルを選ぶ時のポイント
・厚さと大きさを選ぶポイント
タオルと言えば、しっかりとした厚みと弾力があるものが「良いタオル」という印象がありますが、
例えば、浴用タオルのように濡らして使用するタオルは、絞りやすく乾きやすいようにわざと薄く作られています。確かに、厚みがあるタオルは濡らした時に重くなりますし、絞る時に苦労してしまいますね。また、外出時に重宝するハンドタオルは、4つ折りにしてポケットに入る大きさと厚さのものが持ち歩きやすく便利でしょう。このように、タオルの種類によって、使いやすい厚みや大きさは大体決まってくるため、まずは、自分が何に使いたいタオルなのかを考えて選ぶと良いでしょう。
・肌触りの良さと長持ちのバランスが大切
フワフワの肌触りが心地よいタオルとそうでないタオルの違いは、「糸の撚り」にあります。糸の撚りが弱いタオルや、糸を撚っていない無撚糸(むねんし)のタオルは、糸の周りに細かい糸が出ているため、フワフワとした優しい肌触り。しかし、その分、毛羽が出やすくヘたりやすいという側面もあります。一方、強く撚りをかけた糸を使用したタオルは、使い心地はやや硬めですが毛羽が出にくく、洗濯に強くて長持ちしやすいという特徴があります。双方に長所と短所があるため、どちらが良いのかは一概には言えません。使う人の好みにもよりますが、肌触りの良さと長持ちのどちらを重視したいのかを決めて選ぶと良いでしょう。
いかがでしたか?一言でタオルと言っても、驚くほど種類が多いため、いざ選ぶとなると悩んでしまうものです。選び方のポイントは上に書いた通り、厚さや肌触りも含めて、どんなタオルを何の用途で使いたいのかを決めて選ぶこと。「選んで良かった!」と思えるようなタオルに巡り合うためにも、ぜひタオル選びのヒントにしてみてくださいね。