どんなタオルが嬉しいの?贈る相手に喜ばれるタオル選びのポイント

贈答品で「何を贈ろうか?」と迷った時、まず候補としてタオルを挙げる人が多いのではないでしょうか。確かに、どの家庭にも必ずあり、何枚あっても困らないタオルは、幅広い方々に受け入れられる優れたギフトだと言えるでしょう。そんなタオルギフトですが、万人受けするアイテムだけに、ついつい無難なものを選んでしまうのが正直なところでもあります。決してそれが悪いわけでありませんが、どうせ贈るなら、本当に喜んでもらえるタオルギフトを贈りたいですよね。

というわけで今回は、贈る相手に「こんなの欲しかった!」と喜んでもらえるようなタオルギフトの選び方と、そのポイントについてご紹介します。

 

■贈る相手に合わせてタオルを選ぶ時のポイント

贈る相手の年齢や家族構成、趣味、生活スタイルなどをよく知っているのであれば、それらをヒントにして、ちょっとワザありのタオルギフトを贈ることも可能です。一例として、年齢別におすすめのタオルギフトをご紹介いたします。これらは、あくまでも一例ですので、タオルギフトを選ぶ時には、実際に贈る人のことをリサーチして選んでみてくださいね。

 

・年齢別で選ぶ時のポイント

0~1歳

出産祝いであれば、当然ですが生まれた赤ちゃんに向けたギフトが適しています。生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節も未熟で肌もデリケートなため、オーガニックコットンを使用したおくるみやタオル、スタイ(よだれかけ)やピロー(枕)などを組み合わせてセットにしたものなどがおすすめです。親しい間柄であれば、何のアイテムが不足しているのかを聞いてみるものいいかもしれませんね。

2~5歳

保育園や幼稚園などの入園祝いには、通園で使えるタオルギフトがおすすめです。ベビークラスで使うようなスタイやガーゼハンカチ、年中さんや年長さんで使うようなフックに引っかけられるループ付きタオルなどは何枚あっても困りません。園によって持参するタオルのタイプが微妙に違うので、可能であれば、どのようなタイプのタオルが必要なのかを確認してから選ぶと良いでしょう。

 

小学生

入学祝いにタオルギフトを贈るなら、こちらも通園で使えるタオルセットなどがおすすめです。贈られるお子さんが好きなキャラクターのタオルセットや、名前入りのハンカチやタオルなら、喜ばれること間違いなし!実用的で毎日使えるので、贈りがいもありますね。

 

中学生・高校生

好みもはっきりしてくる年頃なので、お気に入りのキャラクターやブランドのタオルハンカチなどがおすすめです。運動部に所属しているお子さんには、大量に洗い替えが必要なスポーツタオルなども喜ばれるでしょう。

 

大学生・社会人

進学や就職のために、実家を離れて一人暮らしをスタートする人も多いでしょう。タオルギフトをお祝いとして贈るなら、新生活に役立つタオルセットがおすすめです。バスマットやバスタオル、フェイスタオルやテーブルを拭くタオルなど、一人暮らしに必要なタオルの組み合わせなら、すぐに使えて重宝されます。どんなインテリアにも馴染むシンプルなデザインがよいでしょう。

 

その他の年代

ここから上の年代は、既婚・未婚、家族構成や生活スタイルなどが多岐に渡るため、一概には言えませんが、ギフトの名目と贈る人の年代を考慮して、デザインやセット内容を検討してみてください。

新築祝いから敬老の日まで、タオルギフトは、ありとあらゆるシーンの贈り物として活躍してくれる万能選手。タオルを貰って迷惑だったという人はほとんどいないので、安心して贈ることができますよ。ただ、弔事にまつわる返礼品などの場合は、派手なデザインのものは避けたほうが無難です。

 

■価格帯でタオルギフトを選ぶ時のポイント

内祝いやお歳暮やお中元などの各種の贈答品は、いただいたお祝いや贈答品との兼ね合いで、贈る品物の価格が大まかに決まっていることが多いのではないでしょうか。そんな時、贈答品の代表格とも言えるタオルなら、価格別のギフトセットの種類が豊富で選びやすいので重宝しますよ。贈るタオルは、相手の好みにマッチしたものが最適ですが、好みが分からない場合は、奇抜なデザインよりもシンプルなデザインを選んだ方が良いでしょう。そして、素材にこだわったものや丁寧な縫製のもの、クオリティが高いと定評があるブランドタオルなど、普段自分で購入するものよりも少し上質なものを選ぶと喜ばれます。

 

形式にのっとった贈答品でも、どうせ贈るなら本当に喜んでもらいたいもの。相手の好みが分からない場合でも、タオルギフトなら上記のようなポイントを押さえるだけで、「素敵なギフトをいただいた」と好印象を持ってもらうことが出来ますよ。何を贈るか迷った時はタオルギフトを、そしてどんなタオルギフトを贈るか迷った時には、今回の「タオル選びのポイント」を思い出してみてくださいね。